[]書評「生徒会ばーさす!〜お嬢様学園の暴君〜」
生徒会ばーさす!―お嬢様学園の暴君 (集英社スーパーダッシュ文庫)
著者:番棚 葵
販売元:集英社
発売日:2009-06
おすすめ度:
クチコミを見る
壮大な規模でお贈りする「痴話喧嘩」ストーリー!
ご紹介文、以上おわり。
これで過不足ないと思いますよ。この作品は・・・
いや〜 ばかばかしいストーリーです(笑) 悪い意味じゃなくっていい意味でですよ。大風呂敷は大きいほど面白いんだというのを実感できるというかなんというか。
ヒロインは、主人公にメロメロなんですよね。それでかまってほしくって「痴話喧嘩」をふっかけてくる。ただね、それがなんともばかばかしいほどの、壮大な「痴話喧嘩」でして、ある学校の命運とか、そこの生徒たちとかを平気で勝手に巻き込んで、ふっかけてくるわけです。
その理由は、主人公に自分のことを好きだと言って欲しいから。
それだけ。
いや〜 これほど想われたら男冥利に尽きる・・・か?・・・
ちと怖いぞ!(笑)
まわりの迷惑など、一切関係なし。まったく眼中になし。
うん、そのさくっと割り切った感覚が、この作品に軽快な笑いをもたらしているんでしょう。
読み終わって・・・
思いっきり笑いきった後の爽快感が残ります。
うん、この作品、面白いと思いますよ。