(ティアラ文庫)「ヴァンパイア・プリンセス」感想

ヴァンパイア・プリンセス (ティアラ文庫)ヴァンパイア・プリンセス (ティアラ文庫)
著者:水戸 泉
販売元:フランス書院
発売日:2009-06-03
おすすめ度:3.0
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主人公(ヒロイン)の名前は、ファウスリーゼ。淫魔、リリスです。
ファウスリーゼは、1000年生きています。
そしてある力を持っています。
それは、死者を蘇らせること。
蘇った死者は、屍鬼となり、リリスに絶対の服従をします。そして1ヶ月に1度、リリスの体液を与えられ、その力で生き続けるのです。

主人公は、リリス。周りの男キャラは、屍鬼
いわゆる逆ハーレム物語ですが、主要な登場人物に人間はいません。
(いや、そういう設定だし・・・ もごもご・・・ 読んだ方には何をもごもごしているか分かると思うのですが、それ書くとダメだと思うので・・・)

人間のいない物語は、ちょっと読みづらいだろうなと、初め躊躇していたのですが・・・
おお、これは・・・
十分ジュブナイルポルノだよ、この作品。
女性向けと思えないほど、エロいです。

セックスシーンは、全部で4回。
男性向けのジュブナイルポルノだと、5〜7回のセックスシーンがあるので、ちょっと少なめですけど、エロさはかなりの水準だと思います。
ほとんどすべてのセックスは、じらしプレイでライトな調教色があって、触手攻撃はあるは、アナルもあるjはで、「ほんとにこれ女性向けなの?」と思われる充実した(笑)内容です。
この作品、読んだ女性はどう感じるのでしょうね。興味あるなぁ。(とか、エロじじい的感想だなw)
さすがに、女性でこの作品の感想を書いている人は少ないようです。
(ちょっと書きづらいでしょうね)

ストーリーもちゃんとあるんですけどね。ストーリーよりもこれはセックスシーンが特長な作品だと思います。
この本を読んで、気にいった女性の方は、ちゃんと作品を選べば、男性向けジュブナイルポルノもいけちゃうんじゃないかなと、ちょっと思ってしまいました。
ティアラ文庫、今までに10冊読んでいますけど、エロエロさでは、この作品が1番です。今後、ティアラ文庫のエロさの基準にしようと思います。






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