[]PCの移行作業をしていました。

この土日は、ずっとPCの移行作業をしていて、投稿さぼってしまいました。
また、コメントとかせっかくいただいたのに、レス遅くなってしまい申し訳ありません。

ずっと使っていたPCが壊れたというわけではないのですが、会社のPCを新しくしたところ、家のPCとのあまりの格差に愕然として、我慢ができなくなってしまったというのが理由です。

PC4台あった(WinXP1台、Win2k 2台、Linux(Debian)1台)のですが、メイン(WinXP)のみ残してあとの3台は廃棄することにしました。
メインPCは・・・ というと、原型は94年(古っ!)に自作したマシンにたどり着くのですが、部品が壊れたり、能力が不足したりする都度、部品を交換してもたせていました。部品といっても、マザーボード&CPUとか、ケースとかを交換することもあったので、中身も外見もずいぶん変化していったのですけどね。一番古い部品は、キーボードでしょうか。95年に買ったものなので、もう14年以上使っています(汗)・・・(注1)

代替機は、これもまた中古(笑)
会社はシステム開発を生業としていますが、だいたい3年ちょっとで開発PCを交換していきます。普通PCは廃棄するのですが、引き取り希望の社員がいる場合には、ハードディスクを完全消去してからプレゼントしているんです。そこで今回引き取り手がいなかったマシンを2台僕がもらいました。4年落ちマシンなんですけど、メモリさえ十分に積んで、ビデオカードを交換すれば、そこそこ快適に使えます。これまで使っていたPCに比べるととっても快適!

今日の投稿ですけど、PCの廃棄とPC環境の移行に便利だったツールなどの紹介をしようかと思っています。

はじめは、「DESTROY」をご紹介します。
フリーソフト(無料)です。(ただし個人利用に限る。会社での利用はライセンス契約が必要)
このソフトは、ハードディスクの中身を完全に消去するツールです。
PCを廃棄するときには、データをちゃんと消すのはとても重要ですね。住所、氏名、電話番号のみならず、クレジットカードとかの情報もPCの中に残っていることが多いからです。
データを消去する方法として、まず思い浮かべるのは、ファイルを「ごみ箱」に入れて「ごみ箱を空にする」ことではないかと思います。ご存知の方も多いと思いますが、これはハードディスクのファイルを管理する領域のデータを書き換えるだけなので、ある種のツールを使うと、ごみ箱を空にしてもファイルを復元できてしまったりするのですね。
そんなわけで、この方法は消去としては不十分です。
じゃあ、どうすればいいかというといろいろ方法はあるのですが、ご紹介したような消去プログラムを使うのが、手っ取り早いのではないでしょうか。
なお、詳しい技術情報をお知りになりたい方は「ディスクの内容を完全に消去する」をお読みください。また、「フリーのデータ抹消ツール」は、個人の方がそれぞれのツールの内容を詳しく調べて書いていますので、参考になるかと思います。
今回は、米国国防省標準の消去ルール(乱数→乱数の補数→乱数→確認)で消去しました。
このツールは、全部で8種類の消去方法が選択できます。


次に紹介するのは、「ファイナルパソコン引越し7PRO」です。
商用ソフトです。ダウンロード版もあり、今回は今すぐ必要だったので、これを利用しました。
このソフトは、あるPCから、違うPCへアプリケーションとかデータとかを移行することができるツールです。

ダウンロード版

パッケージも発売されています。

ファイナルパソコン引越し7Pro 専用USBリンクケーブル付ファイナルパソコン引越し7Pro 専用USBリンクケーブル付
販売元:AOSテクノロジー
発売日:2009-10-16
おすすめ度:2.0
クチコミを見る
ファイナルパソコン引越し7Pro LANクロスケーブル付ファイナルパソコン引越し7Pro LANクロスケーブル付
販売元:AOSテクノロジー
発売日:2009-10-16
おすすめ度:1.5
クチコミを見る

ご興味がある方は、アマゾンの評もぜひ読んでくださいね。
僕は今回、XP→XPで移行しましたので、アマゾンの評にあるような途中でフリーズということもなく無事に移行できました。(注2)

僕は基本的にこういったPCの移行をハンドでひとつずつ行っていきます。
たとえば、メールの移行とかですと、メールソフトのエクスポートとかインポートとかを利用して行います。
家ではメーラーMicrosoft Outlook Expressを使っていますけど、この移行方法は、マイクロソフトのサポートページに掲載されていたりします。
また、パッケージで購入したソフトは、ひとつずつインストールしなおせばいいわけですし、ファイルは普通にLAN経由でコピーすればいいのですが・・・
今回、このソフトを利用した理由のひとつは、ダウンロード販売で購入したアプリケーションの移行でした。
ダウンロードした時のセットアップファイルが見当たらない! なんて状況だったのです。またライセンスキーとかもよくわからなくなっていたし。
たとえば、「いもうと〜Sweet&Bitter〜」 (^^)v
これまだ途中なんですよね〜。
それで、確認してみたらちゃんと動きましたよ。それに過去のセーブデータも移行できました。
次の理由は、ffftpとかTeraTerm Proとか、通信系のフリーソフトの移行です。こういったものは、接続情報とか設定が面倒なんですよね。それにパスワードってなんだったけ?ということも多々あったり(汗)
でも、このツールはこういうソフトも設定まで含めてちゃんと移行してくれました。いやあ、便利だ!

確かに、「移行しない」と指示したプログラムも、スタートメニューには残っているとか、いろいろと問題がありますが、それでも作業をずいぶん楽にしてくれたなと思います。



そんなわけで、まる2日使って、3台のPCの廃棄準備と、2台の中古PCの環境構築(ビデオカードインストール&OSインストールなど)&清掃と、メインPCからの移行が終わりました。
当面、この状態で利用して問題なければ、今度は今までメインPCとして利用していたPCのCPU、マザーボード、ハードディスク、ビデオカード交換(ってほとんど中身総とっかえですけど)をしようかなと思っています。



(注1)2〜3年に一度ぐらいの頻度で、ちゃんと清掃しているので、そこそこきれいです。
1.全部のキーをはずす。
2.キーは1晩洗剤液につける。
3.ほかの部品はすべて分解し、電子部品以外は洗剤をつけて洗う。
4.部品を完全に乾かす。
5.組み立てる。
こんな感じです。清掃直後は、新品のようになりますよ。
キーボードが変わると、とたんに使いづらく感じてしまうので、ずっと同じものを使っています。実は会社も同じタイプのキーボードをずっと使っていたりしています(汗)

(注2)こういった種類のソフト(レジストリ情報などを読み書きするもの)は、うまく動作しないというような問題が起こりがちに思います。
利点と危険をよく吟味してご利用することをお勧めします。