わかつきひかる作品の今年を振り返る（１）「放課後の世界征服」

わかつきひかる作品の今年を振り返る・・・なんて大層な題にしてすみません。あの・・・単にキャッチーにしたいなとそれだけが目的なんです（汗）

この投稿は、わかつきひかるさんの今年の作品から、僕の好きなシーンを抜書きするという、ただそれだけの投稿です。
読んだ後、つまんねーと言われてもいいように、最初に謝っておきます。

ごめんなさい。（ぺこ）


放課後の世界征服 (HJ文庫)
著者：わかつきひかる
販売元：ホビージャパン
発売日：2009-01-31
おすすめ度：
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最初は、梨梨子ちゃんの僕的名せりふ

「不良におっぱいを舐められて、気持ちよさに負けそうになったとき、『助けに来たぜっ』って王子様がやってきて、『ありがとうっ！　大好き』って抱きつくの」

いや、あの・・・
これを読んだとき、「不良からおっぱい舐められても、気持ちいいんだなあ」と思ってしまって、それが妙に印象に残ってしまったんです（汗）


次はいきなり最後のほうまで飛んじゃうんですけど。

夜の生徒会室。ふっと香った甘い体臭。真っ白な乳房。鎖骨のヘコミ。ほんのりと赤くそまった耳たぶ。先端のポッチリが赤く尖っていた。
風に乗って漂ってきた瑠璃の香りが、伸也の官能を呼び覚ます。股間が反応し、頭をもたげた。詰め襟の裾で隠れるのでバレないだろうが、エッチな顔をしてそうで怖い。伸也は顔をうつむかせた。

えーと、正直に言うと、僕、梨梨子ちゃんより、瑠璃ちゃんの方が好みなんですよ。
いやあ、これで終わりじゃなくって、ここから始まってくれよと思うことしきりだったシーンだったんで、よく覚えています。


一番面白かったのはこのシーンですね。

「あんなぼんやりとした音声、何が私なものですか？　誰かに台本を渡して朗読してもらったんでしょう。それにもし、石田さんが、本当に録音したんだっておっしゃるなら、それって盗み聞きって言うんじゃなくて？」

瑠璃と石田が生徒会を巡る疑惑に関係してバトルをするシーンです。
どうみても瑠璃の方が分が悪いのですけど、それを毅然とした態度、ただし実際は石田の方が正しくて、窮鼠猫を噛む態度ではあるのですが、そういった態度で撃退するところですね。
いやあ、瑠璃ちゃんかっこいい（笑）
石田くんもなあ、生徒会の会長になるより、せっかく瑠璃ちゃんの弱みを握ったんだったら、その弱みを利用して・・・（おっと、これ以上はかけないぜ）
まあ、あれだ。決めるときには、ちゃんと決めるのが男の子なんだ、それができないのはやっぱりだめ男、ということでこのシーンを総括しておきましょう。


全体的に、瑠璃ちゃんの存在感が印象に残った作品だったと思います。



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