わかつきひかる作品の今年を振り返る(2)「My妹〜小悪魔なAカップ」

この作品は、僕が初めて読んだわかつきひかるさんの作品です。
ええ、そういえばお分かりいただけると思いますが、まだファン暦1年未満です(汗)
謙虚な気持ちでがんばりますので、今後ともよろしくです。

今年の3月、あるブログのわかつきひかるさんの作品(My妹とMyメイド)のレビューを読んで「面白そうだな。読んでみたいな」と思いました。
でも、実は・・・
官能小説とか、ジュブナイルポルノとか、これまで買ったことがなくて(汗×2) 「お前どこまでにわかだよ!」という声も聞こえそうですけど。ま、そんなわけで、わかつきさんの作品、どこで買っていいかわからなかったのですよね。(注)
それで、My妹か、Myメイドかどっちかほしいなと思って、ずいぶん探しました。当時はコミック専門店とか知らなかったし・・・ 
それで、半分あきらめかけたとき、ふと立ち寄った駅の本屋さんに「My妹」があるじゃないですか。それで買ったのがこれです。
My妹の2冊目だと気づいたのは、数日後でしたけど(笑)



My妹―小悪魔なAカップ (美少女文庫)My妹―小悪魔なAカップ (美少女文庫)
著者:わかつき ひかる
販売元:フランス書院
発売日:2009-02
おすすめ度:5.0
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そんなわけで、僕にとってはとても大事な作品の「My妹〜小悪魔なAカップ」から、印象的なシーンを3つピックアップします。
(前ふり長かったけど、これがこの投稿のメインの話題です)


一種異様な熱気に圧倒されながら店内を見渡す。階段の壁に斜めに貼りつけられた『パッドあります→』『男性用ブラジャーは二階です』という紙を見ながら階段をあがる。

今だったら、わかつきさんよく調べているなあと思うのですが、正直女装アイテムのショップというのは未知の領域でして、これ読んで半分後ずさりながら、「へぇ、こんな店があるんだ・・・」と思いながら読んでいました。
後日、わかつきひかるさんのブログを読みながら、ポルノ小説で女装というのはこれまで書けなかった領域ということらしく、その初物なんですが、読んでいるときはそんなこと知る由もなく、ただ興味深くて覚えているシーンです。


「あぁぁああーっ、い、いやぁーっ! ぬ、抜かないでぇっ!!」
「えっ?」
「いい、き、気持ち、いいのぉ!!」
「ほんとに?」
さっきまであんなにいやがっていたのに、いきなり気持ちよくなるなんて信じられない。
「もっとしてっ。あぁああっ、お、奥までっ、お、お願いぃいいぃーっ」

わかりにくいと思いますが、これはアナルセックスの場面なんですよ。
正直、わかつきひかるさんの作品を全部読んだ今では、こういったシーンにも慣れました。まあ、処女作(いもうと。SWEET&BITTERからしてアナルありますものね。
でもね、初めて読んだときはかなり衝撃でした。
いや全く経験がないというわけではないですけど、すっかり忘れていた感覚でした。倒錯感がありますよね。「おぉ、これはすごい・・・」 そう思ったので印象深く覚えています。


「とめていい?」
「え? なに? なんのこと?」
充はヘアピンの先端を片方の花びらに挟んだ。
「きゃっ、や、やだぁっ!! い、痛いっ! 痛いっ、ひぁっ!!」

やっぱり、この作品はこれでしょう。
ヒロインの美優のあそこ(ラビア)をヘアピンで挟むプレイの描写です。
これも衝撃でした。
場所も場所(学校の屋上)ですし、僕の脳内絵もすごいことになっているし、まぁこんなこと実際にやったらとんでもないことですけど、妄想だったら許されますよね。
正直、ぜんぜんジュブナイルに思えませんでした。圧倒されて・・・


「My妹〜小悪魔なAカップ」は、美優のドMぶりがかわいく仕上がっている作品だと思います。主人公のナニに口紅で自分の名前を書くとか、とってもかわいいじゃないですか。





わかつきひかる」さんを応援するWiki「My妹〜小悪魔なAカップ」の紹介ページはこちらです。
ぜひご覧ください。



(注)
これまで官能小説を読んだことがないというわけではなく、学生時代、ほぼ毎月「問題小説」を買って、その中の官能小説(たしか2〜3篇ほど掲載されていた)を愛読しておりました。(他のも読んでいましたけどね)
でも、それから永らく経過(年数は秘密)していますので、どんなものを読んだか記憶はありません。