わかつきひかる作品の昨年を振り返る（９）「お姉ちゃんがいちばんでしょ!?」

美少女文庫文庫の２００冊目、わかつきひかるさんの著作として４０冊目、記念すべき本だと思います。
リバーシブルカバー仕様なのもいいですね。

では・・・　わかつきひかるさんの４０冊を列挙してみましょう。

2001/12　いもうと。Sweet&bitter（ナポレオンXXノベルズ）
2003/08　後夜祭　君をイジメたい（美少女文庫）
2003/12　永遠の君へ　隣りの妹（美少女文庫）
2004/02　応援します！　あなただけのチアリーダー（美少女文庫）
2004/05　大好き　わたしのお兄ちゃん（美少女文庫）
2004/08　銀盤プリンセス　生意気なＭドレイ（美少女文庫）
2004/12　生徒会長はお嬢様　Dear my princess（美少女文庫）
2005/02　歌劇団プリンセス　ふたりは一緒！（美少女文庫）
2005/05　メイドインプリンセス（美少女文庫）
2005/10　恋姉妹どっちにするの!?（美少女文庫）
2005/11　お姉さんはサンタクロース！（美少女文庫）
2006/02　テニス部プリンセス　わがままな恋ドレイ（美少女文庫）
2006/04　ラブデス　恋する☆死神（美少女文庫）
2006/07　なでしこ寮へいらっしゃい（美少女文庫）
2006/08　ボーイ・ミーツ・ガール　すく〜る☆すて〜じ（ハーヴェスト出版）
2006/09　ボーイ・ミーツ・ガール　まじかる　すて〜じ（ハーヴェスト出版）
2006/10　ずっと一緒の、恋姉妹（美少女文庫）
2007/01　Secret Teacher　先生はボディガード！（美少女文庫）
2007/03　My妹（美少女文庫）
2007/07　お嬢様×お嬢様　ふたりは恋ドレイ!？（美少女文庫）
2007/08　AKUMAで少女（ＨＪ文庫）
2007/10　My姉（美少女文庫）
2007/12　AKUMAで少女〜嵐を呼ぶ転校生〜（ＨＪ文庫）
2007/12　Myメイド（美少女文庫）
2008/03　ナイショの生徒会長　放課後はキミの下着モデル（美少女文庫）
2008/04　AKUMAで少女〜憑かれてぽよん〜（ＨＪ文庫）
2008/05　ふたかた（一迅社文庫）
2008/06　My姫（美少女文庫）
2008/08　AKUMAで少女〜悪魔の国のお姫様〜（ＨＪ文庫）
2008/08　いもうと。Sweet&bitter（美少女文庫）
2008/10　Myドル（美少女文庫）
2009/02　放課後の世界征服（ＨＪ文庫）
2009/02　My妹〜小悪魔なAカップ（美少女文庫）
2009/05　放課後の世界征服〜アイドル制圧！〜（ＨＪ文庫）
2009/06　ボクの女神は淫魔（リリス）サマ!?（美少女文庫）
2009/08　To LOVEる-とらぶる-危ないガールズトーク（JUMP j-BOOKS）
2009/09　王子が恋した女神姫　薔薇と陰謀の舞踏会（ティアラ文庫）
2009/09　天使はいつも忙しい（メガミ文庫）
2009/11　ガールズ☆レッスン（美少女文庫）
2009/10　お姉ちゃんがいちばんでしょ!?（美少女文庫）

大人の事情で入れ替わった「ガールズ☆レッスン」を先に書いているので、この作品が40作品目ということになりますね。

なお、別名義を入れると、42作品目かな？

お姉ちゃんがいちばんでしょ!? (美少女文庫)
著者：わかつきひかる
販売元：フランス書院
発売日：2009-10-20
おすすめ度：

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それでは、お姉ちゃんがいちばんでしょ!?から印象深いシーンをピックアップします。

彼女は、前あてのついた白いフリフリのエプロンをつけていた。しかも、エプロンの下は裸らしく、胸を隠す長四角の布の両脇と上から、胸乳のふくらみが見えている。
エロコミックでたまに見かける裸エプロンなのだが、実物の破壊力はすごかった。
中途半端に隠しているところがエッチな想像を誘うのか、全裸でいるよりエロティックに見える。乳首のポッチリが透けていて、姉が恥ずかしい格好に興奮していることがわかる。

裸エプロンです。
いいですよね〜
裸エプロンは、やはり白のふりふり付のやつですよね。
わかつきひかるさんの公式ホームページにもずいぶん前の投稿なんですが、こういった投稿があります。
「萌えバトン受け取りました。」
わかつきさんも裸エプロン好きらしいし。（書くのがね。するのがじゃなくてちょっと残念？）

よし、どんなエプロンがいいかな・・・
ということでちょっと調べてみました。
僕は、白エプロンだとこんな感じのが好み。
それにこのピンクエプロンいいかも〜

いかん、僕、フリル萌えかもしんない。今初めて気づいた（笑）
ビスチェは昔から好きだと気づいていたんだけど、ワンピースも好きみたいです（汗）　それにしても最近安くなりましたね〜　どうも婦人服ってどんな安いものでも１万円を下らないイメージが強くって。いや、今から思い返してもバブルのときっておかしかったよ！　ずいぶんむしりとられたなと（笑）

「んっ……はぁはぁ……はぁはぁっ……ぅっ……うぅっ」
−−だめ。声をあげちゃだめっ。
美緒が平気なフリをしていれば、ワンピースの下はノーパンで、お尻の穴からアナルビーズを垂らしているなんて、きっと誰も気づかない。

羞恥プレイって、いいですよね〜
一生懸命平気なそぶりをする美緒さんがかわいくて。
でも、鈴つきのアナルビーズなんでしょ？　かなりきわどいよね。
ワンピースの裾からみえそうだし、なによりノーパンなんだし。
絵的にはとてもいい！
（ちょうど挿絵があって、なかなかいい感じなんですよ）

「それつけて。両方ともよ」
姉に言われた通りに両手首に前手錠をかけ、首輪を美緒の細い首にネックレスのように垂らす。
「うっ」
手錠と鎖の淫靡さに絶句する。
大人っぽいシンプルなデザインのワンピースを着ていながら、前手錠と犬の首輪をした美緒は、まさしく雅也のドレイだった。

えと、前手錠というのは、身体の前で手錠をかけることです。
そして犬の首輪ですか・・・
上記にははいっていませんが、手錠と首輪に加えて、ワンピースをまくっておしりを出して、アナルビーズが尻尾のようにゆれていて・・・
ミルク系スィーツの匂いも漂い・・・
いや、これはすごいよ。

今年の後半に発売されたジュブナイルポルノも、大人向け官能小説も、これまでの調教、ＳＭの描写から一歩進んだ描写になってきましたよね。この作品も、駅での羞恥プレイからラブホテルでのＳＭまで、とても濃厚で淫靡な雰囲気がとてもいいなと思います。

というわけで、内容も２００冊記念にふさわしい「お姉ちゃんがいちばんでしょ!?」でした。
タイトルは「My姉２」でもよかったと思いますが、そのあたりいろいろと編集部の考えがあるのでしょうね。

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